お向かいの畑のおじさん。
おとといお話ししたおじさんですが
とても優しい、サンタさんみたいなおじさんです。

いつも朝ランニングに出かけるとき畑にいて、
「お早うございます」と挨拶します。
ビーツの他にもブルーベリー、イチゴ、
モロヘイヤ、おくら、トマト、夏菜
つる紫、紅イモ、バジル、イタリアンパセリ等‥
イタリアンパセリやバジルは害虫除けだとか。
私は其方の方が興味がありますが。
何でも、「7年程まえに急性心筋梗塞で死にかけましてね。」だそうで・・・。
それから、医者の言うとおり、
「車の運転はするな。塩分はとるな、油は摂るな、
、肉は食べるな、重たいものを持ってはダメ、
力仕事はするな、運動はするな、・・・」
の「そんな生活をしていたら、体力はみるみる無くなり、
筋肉は落ち、力が無くなり
腕もこんなに細くなってしまって」と話してくれました。
確かにせつないです。
これは、衰退していると思ったおじさんは、
医者の言うとおりだけでは、身体は良くならない
お医者が教えてくれないなら、自分で探すしかないと
インターネットやら本やら心臓が良くなる元気になれる
食材を自分で探して、自分で作ることにしたそうです。
でも、疲れていやになることもあったそうです。
畑には、お花が一杯咲いているので、「綺麗ですね。」と言うと
「畑が見えないように隠してるの恥ずかしいから。」と言ってます。

養分がたっぷりなのか、土壌が良いんでしょうね。
お花も大きくて茎や葉っぱが力強いです。
農薬は使わないのが基本だという畑ですが、
おじさんの心のこもったお手入れが行き届いた畑は、
虫食い病気とは無縁の作物たちが育っているように見えます。
でも、「何時も凄いですね。いい野菜が摂れますね」と話すと
「イヤイヤ、いたずらしてるだけだから」と照れくさそうです。

「自分で探す。自分でやる。」
効率が悪そうだけど、真剣さが違うから求めるものを
呼び寄せるんですよね。
「元気があれば何でもできる。」猪木さんが言ってたっけ?
でも、「元気が無ければ何にもできない」ですよね。
じゃあ、元気になるには?
「自分で探して、自分でやる」と決めると勇気が出て元気になれます。
うまくいかないときや、何か違うなと思った時は、
原点に立ち返ってみるといいですよね。
これ、自分に言ってます。(笑)